【VOZ.152】コミュニケーション④ ~コミュニケーションの種類と目的~
コミュニケーションは、仕事やプライベートの様々な場面でやりとりされますが3つの種類に分けられます。その種類とは、【親和的・社交的】コミュニケーション、【伝達的】コミュニケーション、【説得的】コミュニケーションです。
それぞれの目的と求められる機能をまとめると以下の通りです。
■【親和的・社交的】コミュニケーション
「あいさつ」や「日常の会話」など、人間関係をつくることを目的とします。相手に親しみをもってもらい心を開いてもらう「社交的機能」が求められます。
■【伝達的】コミュニケーション
「報告」や「説明」など、必要な場面に応じて情報を伝達することを目的とします。伝える相手にわかりやすく伝えるための「伝達的機能」が求められます。
■【説得的】コミュニケーション
「提案」や「説得」など、相手を動かすことを目的とします。相手をその気にさせて動いてもらう「指令的機能」が求められます。
以上の3つが主なコミュニケーションの種類になりますが、どのようなコミュニケーションの場面であっても、話には必ず「目的」があります。上手に話すということは、この「目的を意識して話す」といえないでしょうか。目的を考えないで無意識で話してしまうと自分が気づかないうちに相手を迷わせてしまうことになったり、時には不快にさせることもあります。目的を考えて意識して話すことにより、伝える相手は誰か、どんな状況であるかを意識することができます。その結果、何のために話すのかが明確になり、わかりやすく伝えることができるようになります。
<2024年10月shiba>