【VOZ.151】コミュニケーション③ ~コミュニケーションのポイント~

効果的なコミュニケーションには3つのポイントがあります。
伝える時の「表情」、「伝え方」、「話の内容」です。

1.表情のポイント
コミュニケーションでは、言葉によるメッセージ(バーバル)よりも非言語によるメッセージ(ノンバーバル)のウエイトの方が高いとされます。その非言語メッセージは、「態度」「動作」「表情」がポイントになります。その中でもポイントとなるのが「表情」であり、その表情を構成する要素としては、目元・口元・顎の角度、目線があります。特に重要な要素としては目の表情になり、目元も口元も笑う笑顔が基本になりますが、深刻な話をする時やクレームやご指摘を受ける場面によっては笑顔ではなく、真顔も大切な表情の一つになります。目の表情だけで相手に笑顔なのか真顔なのか伝わりやすいといいです。

2.伝え方のポイント
伝え方のポイントは、声の出し方(声の調子・抑揚トーン)が左右することになるので、聞き取りやすく、語尾を明確にし、メリハリをつけることです。

聞き取りやすくするために 注意すること・聞き取り難くしない
・滑舌を悪くしない
・声のトーンが単調にならない
・早口にならない
語尾を明確にする・「~です」「~でした」
・「~ます」「~ました」
・「~です」「~ですね」
※特に1対多で話す時には語尾を強くする
メリハリをつける・重要なところを強調する(プロミネンス)
・間をとる(ポーズ)
・ペースを変える(ペースチェンジ)
・抑揚をつける(イントネーション)

3.話の内容のポイント
話の内容のポイントで意識すべきことは、人は「自分に何らかのメリットがある」と感じられた時には話をよく聞きやすいという心理特性があるということです。
メリットを感じやすい内容にするには、以下の何れかの内容を含んでおくと効果的です。

①NEW(新しいこと)⇒相手がまだ知らない情報
②MERIT(メリット)⇒相手にとって特になる情報
③DEMERIT(デメリット)⇒相手が知っておいた方がよいリスク
④HUMOR(ユーモア)⇒緊張緩和やその場を和らげるような笑い
⑤KNOWLEDE(知識)⇒相手にとって有益な知識
⑥STORY(経験)⇒個人の経験談や自社・他社の事例

以上が様々な場面でコミュニケーションをとる時の大前提となる3つのポイントになります。
是非、試してみてください。

<2024年9月shiba>

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