【VOZ.150】コミュニケーション② ~コミュニケーションの構造~

前号では、コミュニケーションとは、「二人以上の人間同士が【情報】【意思】【感情】を相互に交換し合うこと」とお伝えしました。コミュニケーションの考え方は、人と人とのやり取りとすると、ビジネスでもプライベートでも同じではないでしょうか。

ビジネスコミュニケーションとは、「説明、報告、提案、交渉、調整などに代表されるビジネス場面にて行われるコミュニケーション」といえます。
コミュニケーションは、個人間において【情報】【意思】【感情】を交換できることによって良好な対人関係が築けることになり、その蓄積が企業や組織においても有効に機能しやすくなります。

私見ですが、コミュニケーションがとりやすい企業や組織とコミュニケーションがとりにくい企業や組織で何が違ってくるかというと、最終的に業績だと考えます。
企業や組織内でコミュニケーションがとりやすくなっていれば、現場第一線で起きている事象や問題が正確に早く上層部の意思決定者に伝わります。また、コミュニケーションがとれていれば、上層部の方針や意図が末端まで正確に早く伝わります。

一方、コミュニケーションがとれていないと正確に伝わらなかったり、伝わっても遅くなり「時既に遅し」のような事態になりやすく、反対のことが起きます。その結果として、問題が発見されなかったり、未解決のまま放置されるとその企業や組織が提供するサービスや技術が低下することになり、顧客満足の低下や従業員満足の低下を招き、業績の悪化につながると考えられます。

皆さんの企業や組織内のコミュニケーションはいかがでしょうか?

<2024年8月shiba>
※VOZ.150号になりました!

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