【VOZ.138】オンライン研修の慣れ? ~緊張感のあるやりとりの大切さ~

コロナ禍は落ち着いたのか、また感染が増えているのかという状況ですが、私が担当する研修では対面による集合研修が圧倒的に多くなっています。中には、研修テーマや効率によりオンライン研修でという企業もあり、先日もある企業でここ数年間毎年担当している入社2年目社員対象のオンライン研修でした。その研修は、3日間のオンライン研修で2日間は社内講師が担当し、最後の3日目が外部講師の私が担当でした。研修の内容はさておき、今までとは違い担当して感じたのは、画面を通してみる受講者の様子がどことなく淡々と受講されているような印象を受けたことでした。

研修3日目ということも考えられますが、対面研修ではない、オンラインだからではと感じました。受講者の中には、カメラとの位置関係をずらして顔全体を見せない方もいました。デジタルコミュニケーションマナーの点からも表情が見えるようにカメラ位置を修正するように伝えましたが、抵抗感を感じる方もいたようです。また、別の会社でオンライン研修を担当した後の受講者アンケート結果では、研修中は画面OFFを希望するという声もありました。

多くの方がコロナ禍を契機にオンラインでのミーティングや研修を経験することになりましたが、オンライン経験の初めの頃は、興味もあり試行錯誤で取り組んでいたので画面ONが当たり前であったものの、今やすっかりと慣れてしまった感もあります。当然ですが、対面とオンラインでは、ある意味での緊張感が違います。対面では、相手や周りを意識していい意味での緊張感があり、オンラインで特に一人の場合には、周りや相手を意識する必要は少なくなるので緊張感は薄れます。1~2時間程度の短時間のミーティングや研修では問題ありませんが、半日間、1日間となると、効果的なやりとりをするためにはこの適度の緊張感が必要で大切なのではと考えます。

周りや相手を意識する適度の緊張感があるからこそ、周りや相手を意識したコミュニケーションや効果的なやりとりができるのではないでしょうか。

<2023年8月shiba>