【VOZ.122】躾の大切さ ~三つ子の魂百まで~
先日の新入社員研修を終えて帰りの新幹線内での出来事です。
この時期、春休みでもあり、子供連れの移動をよく目にします。その新幹線の中で2組の親子に遭遇しました。2組とも母親と幼稚園児くらいの子供の組合せでした。
1組目の子供は、発車前に車内の通路を大声を出しながら自由奔放に走り回っている男の子
2組目の子供は、発車前から母親の膝の上で小さな声で静かに話し塗り絵に集中している女の子
その親はどうかというと、
1組目の母親は、発車前から隣の姉妹らしき同席者と内輪話に夢中でしかも声が大きい
2組目の母親は、発車前に膝の上の子供に他の人に迷惑になるから静かにしてねとひそひそ話し
後部座席から見ていてこの子供と母親の違いは大きいと感じました。
2人とも年少クラスくらいの年齢ですが、大人になったら全く違う人間になるのだろうなと思いました。全く違う人間になってしまうという表現の方がいいのかも知れません。男の子と女の子の性別の違いはあるでしょうし、子供のうちは自由にのびのびという考えもあるでしょうが、幼少期の躾はとても大切だなと改めて考えさせられました。正にこの親にしてこの子ありです。
「三つ子の魂百まで」のことわざがあるように、3歳頃までにその人の人格や性格は形成され、100歳までそれは変わらないと言われ、科学的にも証明されているようですが、これから成長して将来どのような社会人になるのか目に浮かんでしまいました。自分が子供の時に親からどのような躾をされていたのか、また自分が親になって自分の子供にどのような躾ができたのかということも考えさせられました。
この4月からは18歳から成人年齢になりました。
<2022年4月shiba>