【VOZ.93】トップが言葉で伝える大切さ 〜言葉にできないリーダーは失格?〜

3月になり、やっと春の気配が感じられるようになりました。
来月4月から新事業年度のスタートにしている企業や組織は多いと思われます。
新年度のスタートにあたり、今年度の総括をして次年度の方針や計画を立案している時期ではないでしょうか。
そこで、大切なのは、方針や計画は、トップとして自らの言葉にして伝えましょう。
書面にしたり、メール配信すればいいだろと思わず、言葉にして自らの想いを自らの口頭で伝えましょう。企業・組織の規模にもよりますが、年度方針や年度計画は、トップ自ら伝えて欲しいものです。企業・組織のトップとして、メンバーに一年間の業務を委譲してその年度の目標を達成させる原則に立つならば、トップとして、またリーダーとしての意思決定を正確に伝達する必要があり、絶好の機会となります。しかも、新年度のスタートとしての大切なタイミングでもあります。その結果として、メンバーのモチベーションにも大きな影響を与えることになります。
数年前になりますが、川渕三郎氏が日本サッカー協会会長の時に、「これからは、どんなに技術に長けても、『言葉にできないリーダーは駄目だ!』」と何かのインタビューで話していたのを思い出します。
「言わなくてもわかるだろう」、「誰か他に説明させればいいだろう」では、今のメンバーには伝わらないし、響かないものです。

<2018年3月 shiba>

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