【VOZ.82】改めてマネジメントとは? 〜経営資源のフル活用〜

マネジメントとは、一般的には「管理」という言葉で表現されがちですが、
弊社では、マネジメント=経営資源のフル活用と考えます。
さらに注釈をつけるならば、「成果を出すために経営資源を効果的・効率的に活用すること」です。この「成果を出すために」の意識が薄れてしまうと「管理すること」や「指示命令すること」が目的になってしまいます。ですので、マネジメントは、「経営資源をフル活用して成果を出すこと」という認識がとても大切です。
経営資源とは、「ヒト」「モノ」「カネ」の3大経営資源に「情報」を加えた4大経営資源があげられますが、その他にも時間、ノウハウ、ブランド、イメージ、信用力など、企業・組織によって様々あるはずです。
整理をすると、
1.企業・組織が有するもの、
2.企業・組織から社員・従業員へ提供されているもの、
3.企業・組織の社員・従業員が有しているもの
これら全てを合わせて経営資源と捉えることができます。
皆さんは、経営資源をどのように捉えていますでしょうか。
是非一度、改めて経営資源の洗い出しと再整理をしてみてはいかがでしょうか。日常業務に埋没されて忘れていたものや新たに気づくものが発見されるかも知れません。そこで、気をつけたいのは、自社・自組織の経営資源を見たときに、「うちの今の人材では…」「こんな設備では…」「この予算では…」と悲観的になってしまうことが多々あります。しかし、その認識のままだと「経営資源」にはなりません。もちろん魅力ある経営資源にすることも大切ですが、「今の人材」「こんな設備」「この予算」こそが与えられている現状の経営資源であることを認識して、それをどのようにフル活用するのかを考えましょう。
そこから、本来のマネジメントが始まりまります!

<2017年2月 shiba>

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