【VOZ. 40】2011年スタート! ~親友からの問いかけメール~

元旦の朝一番に、親友からメールが届きました。
同じ幼稚園、同じ小学校、同じ中学校、同じ高校を卒業し、彼は、家業を継いで紆余曲折ありましたが、ずっと故郷で頑張っています。私は、高校を卒業してからずっと故郷を離れてしまっていますが、今でも時々会ったり、やりとりをしています。

その彼からのメールは、年賀状代わりの「明けおめメール?」でしたが、追記で最近話題のドラッカーの本を読んで、良い事が書いてあったとありました。

「働く者が満足しても仕事が生産的に行わなければ失敗である。
逆に仕事が生産的に行われても、人が生き生きと働けなければ失敗である。」
「仕事」と「労働」の違いを意識して動かす・・・。(ドラッカーより)

彼が、目に留めたのはこの一文でした。
おそらく彼は、ドラッカーの存在は最近知ったのだと思いますが、改めて「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーが・・・)の反響の大きさを身近に感じました。

我々の世界では、ドラッカーは、最近の「もしドラ」ブームよりずっと以前から教科書とされていますが、実は、彼からのメールでの一文から、改めて考えさせられたのです。それは、弊社の本来の役割は「人が生き生きと働くことにより、生産性をあげることをサポートする」ということです。年頭にあたり、この親友からの問いかけメールのおかげで再認識することができました。感謝です。

2011年、スタートしました!
「先例なき時代に立つ」。元旦の日経新聞の一面記事です。
その内容は、日本は、明治維新と第2次大戦の敗戦の過去2度の奇跡ともいえる急成長をしてきた。維新時は西欧、戦後は米国の背中を追いかけて奇跡を実現してきたが、バブル崩壊後の「失われた20年」を経た今、衰退の先頭を走る日本には、過去2度の奇跡と違ってモデルも目標もない。日本人の平均年齢も45歳、数十年は世界最高齢が続く。今に安住するのでは「3度目」はやってこない…。年頭から暗い内容です。

2011年は、どんな1年になるのでしょうか?
我々がサポートさせていただく皆様にとって、少しでも明るい年になっていただけるように尽力してまいります。

<2011年1月 shiba>
※「もしドラ」のアニメ化が決まったそうです。よくある一過性のブームにならないことを願います!

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