【VOZ. 31】2010年度 新入社員のタイプは「ETC型」?

今年も日本生産性本部から新入社員のタイプが発表されました。
2010年度の新入社員のタイプは「ETC型」だそうです。

性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、スピードの出し過ぎに注意。IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。〝ゆとり〟ある心を持って、上手に接したいもの。(※「職業のあり方研究会」より)

依然、厳しい就職環境が続いていますが、今年度の採用状況はいかがでしょうか?
新入社員を迎え入れた方にとっては、「ETC型」という印象はありますでしょうか?

私は、今年度は4社で新入社員研修を担当させていただきました。
特に「ETC型」というイメージは感じませんでしたが、内定から採用まで難関をパスすることは相当大変だったはずです。実際に採用担当者からは、「よそが採用を見送った分、今年は当社としてはいい人材が採用できました・・・」、新入社員からは、「この時代に採用していただいただけでも・・・」という声も聞きました。

私は、今年度の新入社員は、企業を取り巻く厳しい環境をしっかりと認識していて、どことなく冷静で物静かでおとなしい印象を受けました。厳しい環境を「認識している」というよりは「認識させられている」というのが実状でしょうか。

そんな新入社員に対して、学生意識と決別し〝社会人のスイッチON〟のお手伝いをしました。
こんな時代の新入社員だから・・・とめげずに、新入社員には新入社員としての期待される役割がある、新入社員にしかできないこともあり、新入社員のプロを目指すこと!をお伝えしました。

新入社員を受け入れる側の役割が大きいこともお忘れなく!

<2010年4月 shiba>

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