【VOZ.130】2022年総括 2,318名 ~やはり集合研修がいい!~
2022年も残り1カ月を切りました。今年は少し早いですがこの1年間を振り返ってみます。
私が担当させていただいた2022年の研修の延受講者数は、2,318名となります。昨年を上回る研修日数と受講者数となりました。新入社員研修から経営層まで対象やテーマも様々、企業規模や業種業態も様々でした。担当させていただきましてありがとうございました。
今年もコロナ禍の影響があり、1年間を通して研修日程の延期や調整などに追われる年でした。特に夏の第7派の影響で、9月以降から年内まで多くの企業のご担当者様には、日程調整や会場手配などご迷惑をおかけしました。
ここ数年のコロナ禍の中で、研修の実施方法もWebによるオンライン研修がすっかり定番になりました。オンライン研修では、全国各地から受講者を集めなくても可能、移動時間やコストの削減等、大きなメリットもあります。一方、今年を振り返ると私が担当させていただいた企業では、オンライン研修を経験してみたけど、やはり研修は対面による集合研修がいいという声が大多数でした。日本独特のコミュニケーション風土もあるのでしょうか。理由としては、受講者同士のコミュニケーションがとりやすい、受講者全体の雰囲気がつかみやすく、リアルでの情報交換・意見交換がしやすい、休憩時間でのフリートークもでき改めて重要性を感じた、拠点が離れている職場環境下では、研修時くらいしか本社に集まったり、一か所に集まることがないので組織感覚や所属意識が薄れてしまう、等がありました。中には受講者からの要望で、万全な感染対策をとっての夜の懇親会も3年振りに行われた研修もありました。
Webによるオンライン研修と対面による集合研修のどちらがいいのか正解はありませんが、まずは研修テーマと見込まれる研修効果からの判断だと考えます。この研修はオンライン研修で、この研修は集合研修でというように、計画的に使い分けられている企業が有効に運用できているようです。
皆さんの企業・組織では、効果的に運用されていますでしょうか?
<2022年12月>
※師走、良いお年をお迎えください。