【VOZ.91】2018年スタート! 〜2017年受講者総数2120名〜

新年明けましておめでとうございます。
2018年がスタートしました。昨年2017年の一年間で私が担当させていただいた研修の受講者総数は2120名でした。
昨年の研修の傾向としての特徴は、社員の世代交代に伴う社内のノウハウ伝承や技術継承をテーマとした研修でした。企業の設立年数の経過や社員の年齢構成にもよりますが、どの業種・業態でも40代?50代くらいの年齢層が比較的に少ない傾向が多いようです。それぞれの時代ごとの採用状況によりますが、3K(きつい、汚い、危険)時代や就職氷河時代を経験されて来た企業は、社員の年齢構成をグラフ化するとおおよそ「二コブ」になるようです。団塊の世代が退職されていて「一コブ」になっている企業もあるのではないでしょうか。
60代の熟練ベテラン社員が40代、50代の社員がいないので、30代の社員か場合によっては自分の子供世代くらいの20代の新人社員に対してノウハウ伝承や技術継承を行うことが課題とされています。世代ギャップや役職間ギャップを感じながらも進めなければならない現状が多いようです。
ノウハウ伝承や技術継承は、いつまでに、何を、誰が、どのように…という5W3Hに落とし込んで進めて行くのが基本となりますが、「教え引き継ぐ側」(熟練ベテラン社員)と「教わり受け継ぐ側」(中堅・新人社員)の双方の視点からのノウハウ伝承・技術継承を進めるための課題共有も有効です。昨年の研修でもこの課題共有をすることをねらいとしました。この課題共有の場が、世代間や役職間などのギャップを埋める近道になり、ノウハウ伝承・技術継承の促進に拍車をかけるようです。

<2018年1月 shiba>
今年も皆様のお役にたてますように邁進いたします。

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