【VOZ. 51】「アレオレ詐欺」にご注意あれ?
「アレオレ詐欺」をご存知ですか?
「オレオレ詐欺」は、聞き慣れていると思いますが、「オレオレ」ではなく「アレオレ」とか「ソレオレ」です。以前、新聞のコラム欄に掲載されていました。
「アレオレ詐欺」は、他人の手柄や成果なのに、あたかも自分のもののようにしてしまう詐欺のような仕業という意味です。
たとえば、部下が成果を上げたプロジェクトであったり、部下の業績なのにさも自分のもののように「アレオレ」「ソレオレ」と上司である自分の手柄のように誇張して他人に語ってしまうような人です。
そもそも部下の手柄は、上司が指導、協力、援助しての結果ならば、それは上司の手柄でもあります。普段からの上司の接し方にもよりますが、信頼関係があれば部下も認めるはずです。しかし、それをいかにも自分だけの手柄のように語ったり、そのまま横取りしてしまうのはNGです。部下のモチベションも下がります。
身近にいたり、身に覚えのある人は気をつけましょう!
我々の業界でもありがちです。ある企業のたまたま一つの研修を担当しただけであったり、あるプロジェクトのほんの一部に関わっただけなのに、「あの企業は私がやった」、「あのプロジェクトは私が担当した」というような、「アレオレ」「ソレオレ」の類です。コンサルタント業界では、意外とこれが信頼されたりします。危険です。
身近な「アレオレ詐欺」に気をつけましょう。自分が「アレオレ詐欺」にならないようにも気をつけましょう。
もちろん「オレオレ詐欺」にも気をつけましょう!
<2011年12月 shiba>
※今年も師走になりました。