【VOZ.132】コロナ禍の選択 ~アフターコロナ・ウイズコロナ~

2023年も1カ月が過ぎました。
国内でコロナウイルスの感染が初めて確認されてから3年が過ぎました。最近の報道では感染者数の減少が報じられていますが、実態数はどうなのかという声も耳にします。政府の方針では、5月連休明けには現在の「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同等の「5類」に移行する発表がありました。位置づけが変わることにより、生活や仕事にどのような影響があるのか?今後のコロナそのものがどうなるのか?依然、不透明な状況です。この3年間、コロナの影響により、業務や業績にマイナスの影響もプラスの影響も与えられて来ましたが、今後はどう捉えていくのか?どのような戦略や方針を立てるのか?来期の計画立案をされている方も多い時期になりました。

コロナを踏まえた上で、今後の計画を見据えるためには「アフターコロナ」と「ウイズコロナ」という捉え方があります。
「アフターコロナ」は、新型コロナウイルスが終息したコロナ後のAfterの状況を意味します。
「ウイズコロナ」は、新型コロナウイスはあり続けるという前提でコロナと共存していくWithの状況を意味します。
ウイルスは世界的に蔓延し常に変化してくので完全に無くすことは難しい状態が今後も続くという考え方とワクチンや治療薬も改善されるので克服できるという2通りの考え方になります。また、経済にも大きな影響をもたらしたこともあり、元の「ビフォアーコロナ」と同じ「アフターコロナ」には戻れないという考え方もあります。

皆さんは、どのように捉えていますでしょうか?コロナの影響がマイナスに働いたのかまたはプラスに働いたのかは、業種業態により異なると思いますが、何れにせよ今後をどのように見据えていくかが課題となります。大切な選択を迫れられているということになります。皆さんはいかがでしょうか?

<2023年2月shiba>