3月に入りました。1年前の今頃からコロナ禍で研修の中止や延期が始まりました。1年経過した今でも、延期案件が発生しています。首都圏の緊急事態宣言解除も話題になっています。アフターコロナ、ウイズコロナの議論もウイズコロナの考え方にシフトしているようです。

そこで、ウイズコロナの環境下において、企業や組織に求められるのは、新しい事業や製品・サービスをつくり出し、成長を続けていくことです。そのためには、どうのようにするのかが問われます。

そのヒントはどこにあるのか?
P.ドラッガーの提唱する「イノベーションの7つの種(機会)」では、以下の7つの要因が考えられています。

1.予期せぬもの
「予期せぬ成功」「予期せぬ顧客」「予期せぬ失敗」を利用して探すこと

2.ギャップ
本来のあるべき姿と実際の現状・現実との不一致や乖離から探すこと

3.ニーズ
期待されるものや必要とされるもの、需要や実需から探すこと

4.産業構造の変化
環境や市場変化による産業の構造の変化から探すこと

5.人口構造の変化
人口の増減、年齢構成、少子高齢などの人口の構造の変化から探すこと

6.意識の変化
世間や人々の趣味嗜好や価値観等の意識の変化から探すこと

7.発明発見
知識や技術を活用して新しいものはできないか探すこと

となっています。

ここで、ポイントとなるは、1から7までの順番に難しくなるということです。
「予期せぬもの」が最も成功しやすく、「発明発見」が最も難しいとされています。
ところが、何か新しいこと、イノベーション、革新をと考えるとなると、これまでの知識や技術を活用して何か新しいものはできないか「発明発見」からになりがちです。新しい事業や製品・サービスのヒントは、身近にある「予期せぬもの」にあることを忘れずにアンテナを張っておきましょう。
身近に吹いて来る風、いや既に身近に吹いている風をキャッチしましょう!

<2021年3月 shiba>