2月に入りましたが、緊急事態宣言は延長が検討されているようです。
依然、コロナ禍の状況が続いておりますが、影響を受けている多くの企業では異常事態下での経営を迫られています。ウイズコロナ、ニューノーマルという言葉だけが先行し、未だに先行きが不透明です。

そんな中でも商品やサービスの提供の仕方を見直したり、工夫しておられる企業もあります。
では、その新商品や新サービスのヒントはどこにあるのか?トップダウンで実行されたのかボトムアップで実行されたのか、興味のあるところです。

「トップダウン型」とは、「上意下達」で上層部が意思決定をして、それに基づいて現場に近い下層部が動く意思決定スタイルです。
「ボトムアップ型」とは、「下意上達」で現場に近い下層部の提案を汲み上げて上層部で意思決定されるスタイルです。

トップダウン・ボトムアップのそれぞれにメリット・デメリットがあるとされますが、トップダウン型では、上層部でも現場第一線の情報を速く正確に把握できていることが求められ、ボトムアップ型では、下層部であっても経営に対する意識や判断基準が一定レベルにあることが求められます。

このコロナ禍での状況を見ると、斬新な新商品や新サービスを提供されている企業では、上層部からのトップダウン型ではなく、下層部からのボトムアップ型が多いのではと感じます。マーケット環境も消費者ニーズも、これだけ急激に大きく変化する中では、新商品や新サービスのヒントはお客さまの中にあり、顧客接点の一番近くにあるのではないでしょうか。世の中がこの状況下に置かれ、やはり「事件は現場で起きている」は名言のようです。そして、今ではリモートによる在宅ワークが多くなっているので、「事件は自宅で起きている」のかも知れません。

<2021年2月 shiba>