新型コロナウイルスの終焉が未だに見えない状況が続いています。多くの企業では、在宅ワークや分散勤務、時差出勤等の工夫をして対応を迫られています。その中でも、朝夕の通勤時間帯には、通常時の電車の混雑状況が戻って来ています。

先日、電車での移動中に、電車の乗り方には人それぞれの違いがあると感じました。
電車を待っている時の整列の仕方から始まり、降りてくる人を完全に待ってから乗車する人もいれば、とにかく早く席を確保したいから、降りる人がいようがかまわず我先に乗り込む人もいます。もちろん、今どき、並ぶ順番を守らない人はいないと思いますが、驚いたのは、始発駅で扉が開く乗車側ではなく、降車側のホームから一人乗り込んで、乗車口が開く前に席に座った人もいました。初めて見た光景ですが、20代くらいの若い男性客でした。(ちなみに、私も含め注意する人は誰もいませんでした)最近は、コロナ感染対策でマスク着用の人が圧倒的に多いですが、時々、車内でマスクをしていない人も散見されるようになりました。密を避けて隣の人との距離を置いて座る人もいれば、座ることを優先してかまわず密接でも座る人もいます。立ち方でも、隣との間隔を置く人、置かない人、立つ向きを意識する人、しない人、つり革を使う人、使わない人など、様々です。

この電車の乗り方ですが、大きく二人のタイプに分かれるのではないでしょうか。
一人目は、周囲の配慮なしで行動するタイプ。
              →とにかく自分優先で、相手のことは意識しない人。

二人目は、周囲に配慮して行動するタイプ。
     →自分だけではなく、相手のことを意識する人。

自己防衛意識の差もあると思いますが、この違いは大きいと感じました。単なる電車の乗り方ですが、公共の場でのその人がとる対応や行動の仕方ということにもなります。当然ながら、一人目のタイプよりは、二人目のタイプの方がヒューマンスキルが高いと認識されるでしょうし、良好な人間関係が築きやすくなるはずです。

実は、この対応や行動の違いこそ、仕事の仕方にも同じことが言えるのではないでしょうか。
乗車のルールを守らない、自分が先に乗り込む、とにかく座ることを優先する、自分が立ちたいように立つ、周囲の状況にかまわず振る舞う人が、仕事の場面では、ガラリと変わり、たちまち配慮できる人になるとは到底考えられないはずです。電車の乗り方が仕事の仕方に出るのか、それとも仕事の仕方が電車の乗り方に出るのか、一事が万事ということもありそうです。私の論理誤差ということもあるかも知れませんが、皆さんはいかがでしょうか?

<2020年7月 shiba>
※2020年も半年が過ぎました。人々の記憶に残る年も残り後半に入ります。