皆さんは、「問題」と「課題」を明確に分けて捉えられていますか?
私の研修では、組織や個人の課題整理をして発表していただくことが多いです。そこで、よくあるのは、課題の発表場面で問題を発表される方が多いということです。

「問題」とは・・・解決されなければならない理想と現状とのギャップ
「課題」とは・・・現状よりも更に良い状態にするために何をするのかを表明したもの、と考えます。

問題を例えるならば、
あるべき姿=「期待されるアウトプットレベル」(目標、望ましい姿、期待される効果、など)
現状=「実際のアウトプットレベル」(実際の姿、予想しない状態、期待される結果、など)、となります。
この間に何らかのギャップ(差)が生じていたら、このギャップこそが問題です。このギャップをなくすために「すること」「できること」が課題です。

課題とは何かを正しく理解していれば、課題は「~をする」という表現になります。それに対して問題は「~がない」「~ができない」という表現になります。基本は、問題を解決するために課題がありますので、「~がない」「~ができない」だから「~をする」ということになるはずです。
しかし、課題について発表していただくと「~がない」「~ができていない」という問題の表現をされる方が多いのが現状です。
問題と課題を混同させたり、曖昧に捉えてしまい、この課題の捉え方を間違えてしまうとそもそもの課題達成や問題解決ができなくなるのは言うまでもありません。
日々、問題と課題は山積みですから、この「問題」と「課題」の捉え方には注意しましょう!

<2019年2月shiba>