2018年度の新入社員研修は、今年度は3社99名を担当させていただきました。
今年度の私が担当した新入社員の全体傾向としての所感は、「もの静か」「発言時の声が小さい」「電話応対が下手」です。以下、私が感じた主な内容です。

「もの静か」
例年と比較すると、講義、グループディスカッション、グループワークでの反応が弱い。グループ内でも全体でも大きな笑いや、ワイワイガヤガヤがあまり起こらない。冷静沈着といえばそうかも知れませんが、打っても響かない感じ。盛り上がる研修が良い研修とは言えませんが、全体のトーンは終始静か。

「発表時の声が小さい」
研修のスタート時にアイスブレークを兼ねて自己紹介をしていただきますが、この自己紹介でも話す声が小さい。新入社員だからと言って特別大きな声を求めてはいませんが、聞こえやすい大きさではないことが多い。人前でしかも特に初対面で話す機会が極端に少ないのか、慣れていない様子を感じさせる。あきらかに、聞き取りやすい大きさで、元気な印象を与える人は少数であった。

「電話応対下手」
ビジネスマナーとして、電話応対のロールプレイングを行いますが、個人携帯電話に慣れきっているので、誰かわからない相手からの電話に出る経験がない。ビジネス電話に慣れておらず、本人達も苦手意識をもっていますが、「内線って何ですか?」のレベル。この傾向は、今年度だけではなくここ数年感じていることですが、電話応対が上手なのは、アルバイトで電話に出ていた経験者か家が自営業者。

こんなところが、今年度の新入社員研修で感じた主な傾向です。
長年、日本生産性本部で発表されて来たその時々の「新入社員の特徴とタイプ」が話題になりましたが、昨年度をもって発表も終了となりました。「タイプ」で決めつけて、固定観念による弊害もちらほら…、今の時代、多様化して「こんなタイプ」とは一つに括れなくなったということでしょうか。今年度からは別の団体が引き継いで「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」と発表されているようですが、もはや後付けのこじつけ感があるのは否めませんね。(笑)

<2018年4月 shiba>