【VOZ.73】まずはESから ~ES向上から始める好循環サイクル~

2015年、新しい年が始まりました。
今年も政治・経済の各方面で様々な動きがあるでしょうが、民間企業・組織の関心事は、何といっても利益の追求ではないでしょうか。“利益無くして企業の存続なし”は、不変の定説。では、この利益を上げたいと思ったら、何から考えるのでしょうか?

当然ですが、利益を得るためには「入」である売上げを増やすか、「出」である経費を抑えるかということになります。残ったものが利益です。
それぞれの立場と役割で、
売上を増やすためには、客数・受注数・販売数を増やすのか、それとも客単価・受注単価・販売単価を増やすのか
経費を抑えるためには、固定費を抑えるのか、それとも変動費を抑えるのか
ということになります。
どうしてもこの売上・経費・利益ばかりに着目してしまいがちです。

そこで、利益を上げるためには、
「ES(従業員満足度)の向上」→「商品力・サービス力・生産性の向上」→「CS(顧客満足度)の向上」→「売上の向上」→「利益の向上」
というサイクルがあるのをご存知でしょうか?

利益を上げるためには、まずは「ES(従業員満足度)」から上げるというサイクルです。
つまり、「ES(従業員満足度)が向上すると」→「商品力・サービス力・生産性が向上する」
「商品力・サービス力・生産性が向上すると」→「CS(顧客満足度)が向上する」
「CS(顧客満足度)が向上すると」→「売上が向上する」
「売上が向上すると」→「利益が向上する」
という考え方です。
「サービス・プロフィット・チェーン」と呼ばれ、J.S.ヘスケット、W.E.サッサーらによって示されました。

ここ数年、私の関心事の一つでもありますが、お手伝いしている企業を拝見していて、このサイクルができている企業は、やはり業績もいいです。そして、業績がいいからこのサイクルが回るのではなく、サイクルを回すためにはあくまでも「ES(従業員満足度)の向上」を起点にしたということです。
それからもう一つ、最後の「利益が向上すると」→また次の「ES(従業員満足度)の向上」につなげていることが重要となります。

ES(従業員満足度)向上からスタートさせて、この好循環サイクルが回る企業・組織にしませんか?

<2015年1月 shiba>
※2015年、今年もよろしくお願いいたします。