【VOZ. 59】2013新入社員の傾向所感 ~目標設定は無難でチャレンジは避ける~

今年の新入社員研修では、3社の新入社員研修と公開セミナーを担当させていただきました.受講者数は、延べ5日間で149名でした。大学院卒、外国の方が多かったのも特徴でした。

今年の新入社員研修を終えて感じたことは、〝何事も無難に無理せずまとめ、チャレンジは避ける〟という傾向です。

研修中に見られた場面では、
【シーン①】
グループ討議でグループの意見としてまとめるシーンでは、それまで各人からは色々な意見が出されていたにもかかわらず、「じゃ、間をとってこの辺りで・・・」と。安易に無難にまとめる。最後にまとめる時に出されていたものを掘り下げたり、新たな視点での第3の意見の創出にはチャレンジしない。これは、昨年も感じた傾向でした。

【シーン②】
研修ゲームでチームの目標設定をするシーンでは、高さを競うためにこれまでの最高記録を提示したにもかかわらず、「私たちには、絶対無理・・・」と。最初からあきらめてその数値の50%を目標値に設定。記録に挑戦するために少なくとも過去の最高記録と同じ目標設定にする、記録更新のために高い数値の目標設定をすることはしない。なんと新記録にチャレンジしたのは、全体の1割のチームのみ。50%以下の数値を目標設定にしたチームも多くありました。

共通の傾向としては、目標設定はできる想定範囲内で無難にする。新たな記録には挑まず、チャレンジする姿勢が弱い。リスクを恐れる。
世間で言われる、成功体験が少ないとされる〝ゆとり世代〟〝さとり世代〟の傾向なのでしょうか?

無理してでも何かにチャレンジして、その結果を成果につなげる。結果を出すために、あえて高い目標設定をしてチャレンジする。このような価値観とは全く違う価値観を持っているのでしょうか?

皆さんは、どう思われますか?

<2013年4月 shiba>
※2013年度の日本生産本部による新入社員のタイプは、「ロボット掃除機型」と発表されています。