【VOZ. 57】「社内ディベート大会」のすすめ ~相乗効果あり~

先月、ある会社で社内ディベート大会の審査員をしました。
実は、主張力を高めることを目的としての「ディベート研修」を実施したのですが、それだけではなく「社内ディベート大会」の提案をさせていただいていたものでした。企画内容は、「ディベート研修」+「ディベート大会」の組み合わせです。主張力を高めることは、交渉力が高まり、対人折衝能力が高まり、結果的に対人関係能力が高まります。今回は、その主張力を高める手段として〝ディベート〟にしました。

ディベート研修では、論理的思考に基づく主張力の基本スキルの習得をしていただき、その後のディベート大会では、習得されたスキルを試していただく場としての相互啓発・相互研鑽をねらいとしました。今回は、対象となる受講者人数が多かったので、ディベート大会では二人一組のペア戦としました。「基本学習」+「実践学習」のステップアップ方式で学んでいただきました。
ディベートというと、〝相手を論破する・言い負かす〟というイメージを持たれている方が多いのですが、弊社では、こちらの主張したいことをわかりやすく伝え、相手に納得して合意してもらうことをねらいとしています。つまり、〝相手側の主張から自ら納得して降りてもらう〟というイメージです。主張後には、お互いのWIN-WINの関係を目指します。

今回の一連の取組みでは、予想していた以上に短期間で受講者の皆さんの主張力が高まりました。研修のみではなく、やはり、「社内ディベート大会」の実施が効果的であったと思われます。ディベート大会は、もちろん事前にテーマ設定から運営方法までを詳細に指導させていただきましが、当日の進行については、全てご担当者が運営をされました。準備、進行、審査集計、表彰まで完璧な運営でした。社内審査員も選定し、皆さんが楽しみながら学んでいただくことができました。ディベートの前後では、お互いのペアが握手で始まり握手で終わるという特別ルールも受講者から発案されました。

今回の「社内ディベート大会」を通して、受講者の主張力が高まっただけではなく、ペアの関係性の強化、チームとしての一体感の醸成、社内審査員のスキルアップ、運営ノウハウの社内構築などができました。これまでにも社内の活性化につながった例もあります。様々な相乗効果が期待できます。

「社内ディベート大会」をおすすめします。

<2012年11月 shiba>