【VOZ. 50】指示の出し方は? ~3つのタイプの使い分け~

皆さんは、指示を出す時に何か気をつけていることはありますか?
部下やメンバーだけではなく、仕事をする上で必要な情報を〝指令〟として、社内社外を問わず様々な立場の相手に伝えることはよくあることです。

指示を出す時には、目的を明示し、正確に、わかりやすく、伝えることが求められますが、実はもう一つ大切なポイントがあります。それは、指示の出し方を変えることです。

例えば、こちらから何か相手に指示を出す時に、当然、指示を出す側として、「こうして欲しい」「ああして欲しい」といった意思が働きます。しかし、指示を受ける相手側にも「こうしたい」「ああしたい」という意思が働くものです。この時、相手によって指示の出し方を変えると効果的です。

どのように変えるかというと、指示の出し方には大きく次の3つのタイプがあります。
タイプA:自分の意思を反映させた指示・・・自分の「こうして欲しい」「ああして欲しい」をしっかりと伝える。
タイプB:相手の意思を優先させた指示・・・相手の「こうしたい」「ああしたい」を確認し、OKならば任せる。
タイプC:自分と相手との意思を調整しての指示・・・自分の「こうして欲しい」「ああして欲しい」と相手の「こうしたい」「ああしたい」をお互いが出し合って調整する。

大切なのは、〝相手に合わせた指示をする〟ということです。
指示する内容について、相手にこれといった考えや意図がない場合は、「タイプA」の指示が効果的。
(この場合「タイプB」の指示は逆効果になることが多いです。)
指示する内容について、何らかの相手の考えや意図がある場合には、「タイプB」の指示が効果的。
(この場合「タイプA」の指示は逆効果になることが多いです。)
指示する内容について、自分にも相手にも不安要素がある場合には、「タイプC」の指示が効果的。

この3つのタイプのパターンを相手によって使い分けましょう。

我々は意識をしないと、つい自分の好みで、自分のやり方で、自分がやりやすいように指示してしまうことが多いものです。自分視点のみに偏ると、その指示の仕方が相手にとっていつも効果的だとは限りません。
相手に合わせて指示の仕方を使いわけると、いつものお決まりの1パターンの指示とは違った思わぬ効果が期待できるかも知れませんよ。
是非、お試しあれ・・・!

<2011年11月 shiba>
※おかげさまでVOZも50号になりました。