【VOZ. 30】「方針」はトップから聞きたい!

4月から新年度を迎える企業が多いと思います。
新年度のスタートにあたり、今年も年度方針が出される時期になりました。

皆さんの企業・組織では、誰がどのように方針を伝えているでしょうか?
「方針」とは、目標をどのように達成するのか、目標に到達するためのガイドラインであるといえます。
そして、この方針に基づいて計画が立てられます。具体的に5W3Hに落とし込むことが計画です。

そこで、この方針についてですが、社員にとっては誰から聞くのかという事がとても大切だと考えます。
よく耳にするのは、やはり方針はトップから直接聞きたいという声です。この声は、企業・組織の規模の大小に関係なく意外に多いと感じます。
しかしながら、よくあるのは、トップから上層部に下ろし、上層部からその下へというように組織内の階層を段階を追って伝達されて、最後に第一線のスタッフ層まで伝わるというケースが多いと思われます。
企業・組織規模がそれ程大きくなく物理的にトップ自ら伝えることが可能であったとしても、部門長など管理者層を通して第一線に伝えられることが多いようです。確かに管理者層の重要な役割の一つとしてトップの方針を下に伝達し徹底させることがあげられますが、年に一度のしかも年度のスタートの方針伝達については、やはりトップ自らの言葉で語り伝えたいものです。

なぜかと言うとその理由は3点考えられます。

【理由1】 〝ストレートに伝わる〟
トップ自ら直接伝えることにより、伝えたい内容がよじれて伝わることがなくなる。解釈の違いにより捉え方に差が出たり、時間差、温度差が生じることが避けられる。

【理由2】 〝心理的な距離を縮める〟
フェイスtoフェイスで直接伝えることにより、トップも方針も身近に感じることができる。

【理由3】 〝モチベーションアップにつながる〟
トップから直接聞くことにより、第一線のスタッフ層はもちろんのこと、中間層の管理者も含めた社員全体のモチベーションアップにつながる。

企業・組織の規模によっては直接トップから全社員に対して伝えることが物理的に困難な場合もあるでしょうが、私は、年度方針はあくまでもトップ自らがトップとしての言葉で意思や思いを込めて直接社員にメッセージとして伝えることをお薦めします。フェースtoフェイスで伝えれば、社員の反応もその場で瞬時にキャッチすることも可能です!

<2010年3月 shiba>