【VOZ. 22】リーダーの采配。あなたの日頃の言動と行動は?

組織やチームの中でリーダーの与える影響が大きいのは当たり前のことですが、この〝影響力〟が必ずしも〝いい影響力〟ばかりではないというのが現実です。

かつてない厳しい環境下に組織やチームが置かれているなら、今こそリーダーの采配が重要です。重要な理由は沢山あげられますが、私が考える一番の理由は、ビジョンの提示や進むべき方向性の決断だけでなく、思った以上に日頃の言動・行動がメンバー(部下)のモチベーション(やる気)を大きく左右するからです。仕事をする上で追風が吹いている時には、メンバー個人の力だけでも成果は出しやすいはずです。ところが一変して逆風下の環境に置かれるとそう簡単にはいかなくなるはず…。

より多くの成果を出すためには、組織やチームの視点が問われます。チームの結束力すなわち〝組織力〟が求められるのが定説です。そこで、そのためには、まさしくリーダーの「リーダーシップ」つまり〝影響力〟がより一段と求められることになります。そもそも全くの個人で自己完結型の仕事であるならば、チーム力や組織力は求められませんが、そんなケースは少ないはず…。

そこで、研修でもお伝えしていることですが、必ずしも「リーダー」≠「リーダーシップ」ということ。
リーダーという役割を担う人が、必ずしもリーダーシップを発揮しているとは限りません。(実際にはメンバーの方がリーダーシップを発揮しているケースもよくあったりします…)リーダー本人は、そのつもりで発揮しているつもりでも、実はいいリーダーシップとはいえないことが多いようです。子は親を見て育つように、部下は上司を見て育ちます。いいお手本でも、悪いお手本でもメンバーは、リーダーの影響力を受けてしまいます。
モチベーションを上げることだけではなく、実は下げてしまうことにも要注意なのです!

この影響力とは、リーダーの存在そのものですが、具体的にはリーダーの日々の「言動と行動」です。
リーダーは、メンバーから信頼してもらえる言動や行動をとれていますか?
メンバーとの信頼関係は?
リーダーシップは、組織やチームの上の立場のリーダーから順番に求められることを認識していますか?

あなたの、日頃の言動・行動は大丈夫でしょうか?
「特別に何もしていないから…」と思っていても、〝何もしていない〟ということ自体が、何もしていないという悪い影響力を知らないうちに周囲に与えているのです。

〝いいリーダーシップ〟とは、リーダーの何らかの働きかけによって「成果を上げる為にメンバーがその気になれる」=「いい影響力」といいたいです。メンバーがリーダーのためにも頑張れるか?ということです。
今こそ、リーダーのいいリーダーシップが求められています。
でも、決して〝メンバーのお気に入りのリーダーになることではない〟ということをお忘れなく!

<2009年7月 shiba>